修行五十三日目

きょうもオープン1時間前の午前10時から揚げの練習をしてラストの午後10時まで。

修行に関しては洗い物ができないので、それ以外に自分が出来る事を積極的に行いました。

さて、揚げの練習段階に入ってから思い始めたことが。

串かつ屋さんでは揚げる人が花形。

お寿司やさんでもそうで、客前で握って出す人が花形。

一見、花形の仕事が全てでかっこよく見える。

でも、串かつでも寿司でも同じで、ちゃんと事前の丁寧な仕込みがされてるからこそお客さんが感動する美味しさがあるんよね。

花形さんが行う作業は、一連の作業の最後の一過程にすぎひん。

だから揚げる技術も大事やけど、同様に事前の仕込みがちゃんと出来ることがさらに大事、と改めて思ってます。

今の修行先で揚げ方になれば、人員的に揚げがメインで仕込みをする機会が減る可能性がある。

だからこそ、いまやってる仕込みを当たり前と思わずに、自分の店ならこうしよう、と考えながら仕込みをしてます。

自分のお店ならこうすると考えたり、さすが、なるほど、と気付きがあったりするので、毎日、一日が早いし充実してるんやろね。

さて、明日も修行、頑張ります‼