開業準備百五十二日目

こんばんは、串かつ屋開業準備中のさじろうです。

きょう食べログでとある串かつ屋さんのコメントを見てたら

衣が薄くていい

のようなコメントがありました。

衣の薄いのが好きな人、ボテッとした分厚いのが好きな人、好みは人それぞれですからね。

ちなみに、大阪新世界の修行先で聞いた話によると、串かつが生まれた当初は、どのお店も衣がボテッと付いたのが普通だったとか。

実際、大阪新世界の老舗はどちらかというと衣がぶ厚めのお店が多く、ジャンジャン横丁にある「てんぐ」はその最たるお店です。

それもそのはずで、串かつ発祥の地、大阪西成区の通天閣のおひざ元・新世界周辺は昔も今も日雇い労働者が多くいる街。

こういった風土と環境の中、お金のない労働者達のお腹を満たすための安い大衆郷土料理として串かつが誕生したんです。

串に刺した肉や魚や野菜に粉もんの衣がたっぷりついてれば、少しの量でお腹いっぱいになれるでしょ。

そして串かつ誕生から半世紀以上の時が経ち、料理人のアイデアと努力の甲斐あって、二度つけ禁止の大阪スタイル、はたまたお任せスタイルの高級料理へと進化して今に至っています。

ひょんな事から超簡単に串かつ誕生物語りでした^^

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