修行三百三日目

こんばんは、串かつ修行中のさじろうです。

きょうは一日中お店で修行でした。

連休中日、夜はさすがに早い時間かコンスタントにお客さんが入って緩やかな二回転。

のんびりな割にはかなりいい売り上げでした。

さて、きょうは小柱の磯辺揚げの仕込みのお話。

仕込みでは小柱を海苔で包み、最後に串で刺します。

このやり方をマスターすれば、例えば小柱の変わりにウニを入れたりなど、応用も効きます。

何回かやってきた仕込みやけど、なぜかきょうは仕上げの串刺しで海苔が割れたんです。

なので先輩に質問してみると原因が二つ判明。

一つは小柱の入れすぎ。

そして二つ目が串を刺す角度。

その串を刺す角度に目から鱗。

言われてみれば納得やけど、言われなければ、また意識しなければ全く知りようのない事。

垂直に刺す、斜めに刺す。

たったこの違いで仕上げと見た目が大きく変わって来るんです。

食べる人には全く分からないことなんですが、ただ串で刺してるだけではないんです。

いっぱい知恵が詰まってるんです。

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