笑売二千五十八日目

柏駅西口と南流山で昼飲み可能な串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」店主のさじろうです。

年始は2日11時半から閉店まで休みなく営業します!

きょうは大晦日。

というわけで今年一年の振り返りを。

今年は株式会社さじろうのほぼ一年目。

個人事業から株式会社になったことで個人事業のアバウトさを排除する事を強く意識した一年でもありました。

そのためにまず取り組んだのが働き方改革。

社員の労働時間と拘束時間の削減を目的にランチ営業を辞め、1ヶ月トータルで1日平均8時間労働に近い、飲食店としてはかなり健全な会社にしました。

また僕が現場から抜けて僕がヘルプ要員となったことで社員はいつでも取れる有給制度を設けました。

そして社員旅行も行いました。

そんな事を意識した一年、また串かつ さじろうとしては開業して6年目でしたが…。

6年目にして初めて年商が下がり、減収減益という厳しい結果になりました>_<

減収減益の理由ははっきりしてるんですけどね^^;

まず一番の原因である売上の減少。

理由として働き方改革による労働時間削減、拘束時間削減のために利益が出ていたランチをやめたり、現場から僕が抜けたことで純粋に売上自体が減りました。

その一方で経費の増加。

社保が必要となる社員の増加や全アルバイトの時給アップ、僕が現場から抜けたり有給制度を作ったことによる新たな人件費増など、トータルでの人件費の大幅増加。

でもこの人件費増加に関しては経営としては正しい事だし、大きくなるためにはある意味避けて通れない事なので問題視はしてません。

また税理士顧問料や経営効率化のためのクラウドサービス費用の増加、ビール価格を筆頭にした原材料の高騰など様々な経費が大幅に増加しました。

この経費増加もある意味避けられない部分なので仕方なし。

というわけで売上が減って経費が増えれば利益が減るのは当たり前^^;

経営は現実の様々な課題や苦難との戦い。

どんな理由があるにせよ、利益は経営の正しさの証明。

また利益はガソリンのような物でもあり、前に進み続けるためには絶対に必要なもの。

だからこそ利益が初めて減ったのが悔しいです。

いい事なのか悪い事なのか分かりませんが、飲食店経営を始めて6年目にして初めて経営の厳しさと怖さを感じた一年でした。

いい変えればこれまでが順調すぎるほど順調すぎただけなんですけどね^ ^

という訳で2019年は僕にとって楽しかった事よりも苦しみと悔しさが勝った一年となりました。

2020年はこんな悔しい想いをしなくていいよう、目先と長期の両方の課題に取り組んで結果を残し、晴れ晴れとした大晦日にしたいです。

最後に。

2019年もこのブログを読んでくれたり、食べに来てくれて応援してくれた方へ。

本当にありがとうございましたm(__)m

明日からの2020年も引き続きよろしくお願い致します!

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