笑売二千五百六十五日目

柏駅西口と南流山で昼飲み可能な串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」店主のさじろうです。

5月11日まで柏本店、南流山店共に休業します。

きょう5月1日は僕にとっては絶対に忘れる事が出来ない日。

可愛がり信頼していた当時の僕の右腕の1人だったスタッフ奥野君の3回忌。

3年前のきょう、まさにその日から奥野君が柏本店の責任者になる日でした。

3年前のきょうから柏本店、南流山店の二店舗体制で週一回の定休日を無くして全力で商売を始める事になっていた日でもありました。

そんな3年前のきょう。

ゴールデンウィークの真っ只中、予約でど満席だった日に奥野君の事故による突然の訃報。

絶対に遅刻しないはずの奥野くんが来ない、電話をしても出ないことへのすごい胸騒ぎ。

あの日の辛さ、そしてその日から時間が解決してくれるまでの辛さと悲しさと淋しさは二度と味わいたくないです。

そして今でも、ほとんどめったにないないですが、スタッフの遅刻があるとあの日の事が鮮明に甦ります。

まさに一生消えない僕のトラウマ。

奥野君は誰もが認めるほんとうに真面目で暖かくてすごく性格の良かった青年であると同時に2歳の女の子のパパでした。

そんな奥野くんがいま生きてたら30歳。

真面目な上に目標に対して一直線の行動力もあったのでおそらく独立して串かつ ぽちゃ利を開店していた事でしょう。

奥野くんの未来が本当に楽しみだったし見たかったな、と今でも思います。

そして3年たったコロナ禍の今。

奥野くんを失ったあの当時の辛さと比べたら、いまのコロナ禍による辛さなんてたいしたことないな、と思えるんです。

奥野くんの死によって、その死の意味を考え続けた事、その死を乗り越えた事で成長できたし強くなれたんでしょうね^ ^

僕は今、奥野くんが生きたかった未来を生き、奥野くんがやりたかった串かつ屋さんを経営しています。

奥野くんが認めた男として奥野くんに恥じないように、奥野くんの想いと共に頑張る使命感が強烈にあります。

奥野くんがいてくれたからこそ頑張れる源にもなってます。

そんな訳で奥野くんは僕の中で僕が死ぬまで一緒に生き続けてくれることでしょうね^ ^

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