笑売千九百三十七日目

柏駅西口と南流山で昼飲み可能な串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」店主のさじろうです。

前日の17時に仕事を終え、ラーメンを食べてから向かった先は秋田と山形にまたがる鳥海山。

昔、鳥海山から見る日本海の景色の写真を見てからずっと登りたいと思ってた山。

念願叶って今回登る事に。

当初の予定では1日の夜に前泊で山小屋泊、2日の下山後に鳴子温泉ホテルに泊まる予定でした。

しかし鳥海山の天気予報では1日が曇り後晴れ、2日は雨との予報。

というわけで急遽、ホテルのキャンセル振替をして強行スケジュールで^ ^

霧に覆われてた鳥海山登山口には午前2時に到着。

そこから仮眠して6時ごろから登るはずが⁈

寝坊して登り始めがなんと朝の9時半^ ^

おそらくこの日最後の登山客^ ^

登りはガスに覆われ絶景がなかなか見えず。

たまに見える景色や青空に喜んだり。

心拍数を上げないようにゆっくり、そして休まず登山道を登ったり下ったり。

途中、雪道を横断。

雪が嬉しくて一緒に登った森ちゃんと^ ^

雨風にさらされるあまり良くないコンディションの中、午後1時半に登頂。

ゴールした達成感、そしてもう登らなくてもいい辛さからの解放感がたまらなくいいんです^ ^

右手に持ってるこの杖は富士山を9回も共にした僕の登山での必需品であり相棒。

この杖があるのとないのとでは大違いなんです。

いつものように湯沸かしセットを持ってドリップコーヒーとカップラーメンを持ってたのですが…。

登り始めが遅かったので頂上でゆっくりする時間が全く無く、すぐさま下山。

下山はいつもモチベーションが上がらないんですが、今回ばかりはどんどん天気が良くなってきて絶景にテンション上がりまくり。

下山しながら日本海の夕日の絶景。

そして夕方5時半に下山完了、鳥海山登山を無事終える事ができました。

ひたすら歩み続けた約7時間半の鳥海山登山。

きつかったけど本当に美しくて楽しかったです^ ^

そして山登りは本当に自分と向き合う事が多く、生きていく上でいろんな事を教えてくれます。

最初は慣れるまで頑張りすぎない

ゆっくり休まず止まらない

準備と知識と装備が必要

負荷をかけ続けると負荷が当たり前になり慣れる

苦しい時こそ頑張り時

常にいいコンディションはありえない

登り坂があるから平坦な道がありがたくて楽に感じる

所々に小さな目標やゴールが必要

歩み続けると絶対にゴールにたどり着ける

1人だと辛いけど仲間がいると助け合いながら楽しく登れる

他にもたくさん思いつきましたが、とりあえず^ ^

こんな原理原則を教えてくれるのが僕にとっての登山の魅力でもあるんですけどね。

最後に下山時間が遅すぎたのでホテルの食事時間に間に合わず。

この失敗もこの登山の笑える思い出になりました^ ^

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