笑売千四百七十九日目
こんばんは、柏駅西口と南流山で昼飲み可能な串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」店主のさじろうです。
奥野くんのやりたかったお店
ゆるく楽しく 串かつ ぽちゃ利
その奥野くんの想いをどうしても形にしたくて、してあげたくて。
業者さんにお願いして想いを形にしてやりました。
形に出来なかった奥野くんの無念を一つ果たしてやりました。
その形にした物をきょう奥さんに渡しに行ってきました。
そして久しぶりに奥野くんに会い、線香をあげさせてもらいました。
その想いを形にしたものがこれ。
ソースと人生 一度きり
串かつ ぽちゃ利
僕のお店の初めての暖簾分け。
絶対に忘れる事がない暖簾分け第1号に奥野くん。
奥野くんの想いとさじろうが合体し、「ぽちゃ利」がこうして一つの形となりました
仏前に飾ってもらうとなんとまあ妙にしっくりピッタリ。
形にしたので奥野くんの想いと共に、 ずっとずっと「ぽちゃ利」はこの世に残り続けます。
奥さんにものすごく喜んでもらえて良かったです。
大阪に住まれている奥野くんのご両親への分も作り、それは奥さんから渡してもらうよう託しました。
その後、少しだけのつもりが長居。
亡くなった場所にも連れてってもらいました。
家で現場で、奥さんと奥野くんの事だけを思う存分、とにかくたくさん話しました。
奥野くんにプロ意識を持たせる為に同い年のライバルを自ら設定させ、それが巨人の菅野選手だったことなんかもね^ ^
奥さんととにかくたくさん話し、色々と共有できたことでお互いに辛さや哀しみは少しは和らいだかな。
それにしても「ソースと人生 一度きり」という言葉。
今ほど身に染み、思い知らされることはありません。
奥野くんと一緒に働いてた普通で当たり前の時間。
それが現実だったのに、まるで夢だったかのよう。
今でも不思議な感覚が消えません。
最後に、奥野くんがなぜこのタイミングで天国へ旅立ったのか。
いまはその意味と意義を探し続ける日々。
明確な答えが見つかるには数年かかるでしょう。
奥野くんが僕に残した大きな課題宿題。
誰もが納得できるいい答えを必ず見つけ出し、行動と結果で示してやるからな。