こんばんは、串かつ修行中のさじろうです。

前日走ってきた筑波マラソンの「納得の筑波マラソン」の後編です。

21.1キロの中間点までの給水所では立ち止まらず、走りながら水分を補給。

どうやら流した汗の分の量を補給できなかったよう。

25キロぐらいからは喉の渇きを感じるとともに、ハンガーノック(空腹によるエネルギー枯渇状態)に似たしんどさを感じました。

25キロ前後から28キロの給水所までは、今回のレースで初めて歩きたい弱い自分と格闘。

なので走りながらエネルギージェルを少し多めに飲み、28キロの給水ポイントでは初めて10秒ほど立ち止まってスポーツドリンク3杯も一気飲み。

これが功を奏してしばらくしてから復活。

そして30キロ通過タイムは、ほぼプラン通りの3時間30分。

体に負担の少ないゆっくりのんびりペースで走ってるからなのか、ここまででランナーズハイになることなく、またランナーズハイの後のあの苦痛をも感じることなし。

とはいうものの、残りまだ10キロ以上あると思うとやっぱり辛いし、脚がいつ逝くか、という不安もぬぐえず。

体の調子と時計を見ながら、ゴールだけを目標にただただペースを守って走るのみ。

32キロを過ぎて残り10キロを切ってくると気持ち的に少しだけ楽になり、ゴールまで残り何キロ、とのカウントダウン開始。

35キロ過ぎでは「さじろ~さ~ん」と叫ぶ3人の黄色い声援あり。

ラン仲間であるサンタの帽子をかぶった美女3人の私設エイドで、愛情たっぷりのコーラがめちゃくちゃ美味かったし、元気をもらえました。

しかし37キロを超えた辺りでとうとうその時がやってきました。

脚が鉛のように重くなり、地獄のような苦しさ・辛さと戦う最後の正念場。

この苦しさに負けて歩いてしまうとこれまでの我慢と苦労が水の泡。

苦しさ一瞬、後悔一生、やからね。

もうここまでくると体力うんぬんではなく、気持ち一つ。

41キロ地点に最後の坂があるのですが、普段ならなんともない坂。

でもこの状態になるとただの坂がまるで壁のように見えるし思うんです(笑)

ここも頭を下げて腕を振って必死に走りきり、最後の最後まで気持ちが折れることなくゴール!!

完走タイムは4時間58分29秒。

ラスト5キロでレースプランのタイムから3分だけ遅れたけど、目標にしていた5時間切りを達成!!

タイム的には自己ベストに30分以上及ばないものの、自制してレースプラン通りに走れたこと、練習不足なのに目標の5時間切りを達成できたことが嬉しく、個人的には会心・納得のレースとなりました。

フルマラソンはよく人生に例えられますが、今回のレースで僕が得た物・考え方がいくつかありました。

今後に生かしていきたいと思います。

さて、次はいよいよ2月の東京マラソン。

自己ベストを狙う勝負をしたいです。

終わり

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