笑売七百十二日目
こんばんは、柏駅西口で串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」笑売中のさじろうです。
ランチも4日目。
わずか4日目ですが、牛かつ定食を求めてわざわざ食べに来てくれる方が増えてきています。
牛かつ定食を食べてくれたお客さんによるフェイスブックへの写真投稿のおかげです。
美味しそうな写真はどんな言葉よりも遥かに説得力があります。
その牛かつに関して、クオリティーをもっともっと上げていくことがいまの課題。
課題ができるとすぐに、必要なときに必要な人が来てくれて、クオリティーを上げるための改善策を教えて頂きました。
さっそく明日から改善していきます。
さて木曜日の今夜は航平にお店を任せました。
そして僕は先日亡くなった恩人のお通夜に参列してきました。
お焼香をあげたあと、現社員の方々の末席にて元社員としてその方のお顔を拝見させていただきました。
今にも目を覚ましそうな寝顔のようでしたが、やはりお顔を見ると涙を抑えられませんでした。
この方にはプロとしての料理のイロハをマンツーマンで教えてもらいました。
その方が賄い当番だった時には毎回すごく楽しみで、いつも美味しかったです。
さらに、修行時代の数少ない僕のよき理解者の一人として刺しでお話しをたくさんしました。
凄く謙虚な方で分をわきまえ、キャリアがあるのに偉ぶらず、年下の店長を立てる方。
そんな方だったので嫁様にもその方の事をよく話していたし、尊敬もしていました。
なのでもう話せない、会えないと思うと淋しいです。
先月、元スタッフのまさを連れて串の坊銀座本店に食べに行った時にその方が体調不良で病気療養に入った、と店長から聞きました。
まさと食べに行ったのも今思えば虫の知らせだったのでしょうか。
心配だったし励ましたかったので翌日すぐに電話をして数年ぶりに話しました。
突然の電話にその方は驚いてましたが、結果的にそれが最後の会話となってしまいました。
もし電話をせずに亡くなってたら、電話をしなかったことをずっと後悔したと思います。
その方の言葉「手間を惜しむ奴は駄目だ」を心に刻み、ご冥福をお祈りします。