笑売九十六日目こんばんは、柏駅西口で串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」笑売中のさじろうです。
航平がいるときには揚げ場を任せて僕がホールで仕事をするようにしています。
その理由は2つ。
まずは一つ目。
航平がもっともっと揚げの数をこなすことによって無駄な動きをそぎ落とし、もっともっと揚げる作業のスピードを早くなってもらうため。
揚げる作業を1万回ぐらい経験すれば体が自然に覚えるので、頭であれこれ考えなくても早く綺麗に揚げれるようになります。
いまも決して遅いわけではないけど、もっともっと早くなれますからね。
なんでもそうですが、技術を習得するには圧倒的な数の経験が必要なんです。
そして2つ目。
ホールに立つことによってお店のすべてに目が行き届くし、テーブルのお客さんとお礼と挨拶から始まるコミュニケーションを取るため。
ホールに立つと、揚げ場に張り付きだった時とは視野がぜんぜん違います。
いざホールに立つと穴だらけで、飲食店経営者に見られると恥ずかしいことだらけ。
開業から3か月が経過したことによって、最初は必死で新鮮だった作業にも慣れや惰性が出てくる頃。
なんでもそうですが、当たり前を当たり前にすることが大事。
その当たり前がなかなか出来ていないのでそれが今の課題です。
お金をもらう以上、美味しいのは当たり前。
いまの飲食店、美味しい以外のことの方が大事ですからね。