開業準備百九十五日目

こんばんは、柏駅西口で串揚げ居酒屋「串かつ さじろう」開業準備中のさじろうです。

前日のブログで政策金融公庫からの融資が決定したことを書きました。

そこで、実際に公庫へ提出した創業計画書は求められた追加資料を含めて総ページ数20枚ほどの大作になりました。

ただし、量が多いからといっていい計画書とは限らないし、判断に必要のない文章や資料は無意味だと思います。

僕の場合には結果的に20ページぐらいになった、というだけのこと。

開業希望者の参考になればと思うので、さすがにすべては無理ですが、そのほんの一部を公開しましょう。

サラリーマン時代はアナリストとして毎日市場を分析し、マーケットレポートを書いていました。

その時の経験を思い出しながら、久しぶりに串かつという市場をまじめに分析して書いてみました^^

ただし、分析力や筆の力はかなり鈍っていると思うし、かなりコンパクトにまとめたので話半分で読んでもらえれば幸いです。

串かつ市場の現状と環境

市場にある商品の普及過程はどれも例外なく黎明期→拡大成長期→転換過渡期→成熟期→縮小衰退期の5段階を経ると云われます。

ほんの数年前までは「二度漬け禁止の串かつ屋」を関東で見かけること、見つけることは容易ではありませんでした。まさに串かつ屋黎明期だったといえます。

しかし現在では、関東の串かつ2大チェーンの出店状況(別紙資料)を見て頂ければ分かるように「串カツ 田中」全48店舗、「串かつ でんがな」関東全44店舗の大手2大チェーンの功績で、特に都内では串かつ屋を目にする機会が確実に増えてきました。それによって串かつや串かつ屋への認知が高まり、メディアなどでも取り上げられることが増えています。

特に2012年以降は「串カツ 田中」「串かつ でんがな」ともに都内や神奈川に毎月1店舗以上の出店を開始。さらに最近では千葉(市川・浦安・船橋・松戸・流山)や埼玉(川口・さいたま・志木・ふじみ野)にも出店エリアを拡大するなど、急速な出店攻勢が目立っています。上述の普及過程の5段階では、まさに拡大成長期に移行したと考えます。

どのビジネスでもそうですが、拡大成長期は他のどの時期と比較しても低リスクで参入しやすい好機。新規参入は多いものの、新たな市場の拡大と時代の追い風を受けて成長しやすく、かつ利益も享受しやすい時期といわれております。

修行を始めてからもうすぐ3年。単なる思い付きではなく、しっかり準備をしてきた今、串かつ屋を開業するにはすごくいい時期・タイミングだと確信しています。

ここまで。

いかがでしたでしょうか?

これから政策金融公庫へ創業計画書を提出する方の参考に少しでもなれば幸いです。

やっぱり実例があるのとないのとでは全然違いますからね^ ^

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