こんばんは、串かつ修行中のさじろうです。
暗い話ですいません。
2年前のきょう、大阪の新卒同期でボーリング仲間でもあった同い年の友人が亡くなりました。
2年経った今でも、亡くなったという突然の連絡を受けた瞬間の衝撃と、あの暑かった日の事を鮮明に覚えています。
友人は筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病で亡くなりました。
ALSとは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていき、最終的には呼吸困難で亡くなる病気です。
このALSという病気のむごい所は、体をまったく動かせなくても、脳だけは正常に普通に機能しているってこと。
だから今起こっている状況はもちろん、会話もすべて本人が理解していること。
それだけに余計に辛く苦しかっただろうと思います。
最終的に、誇り高き本人の意向により延命措置は行わず、両親と長く付き合っていた彼女に看取られて亡くなりました。
亡くなる前に僕も知っている会社の上司がその友人のお見舞いに行った時に、その友人はその上司に
「もし病気が治ったら、杖をついてでも営業に行きたい。仕事が出来るということの有り難さを今ほど感じることはない。いま僕が仕事が出来るなら、この環境なら一番の成績を上げて見せますよ!」
と語ったそうです。
本当に無念だったろうし、そして何よりもっともっと生きたかったと思います。
彼が生きたかった未来をいま僕は生きてる。
もっともっと生きたかった彼のためにも僕は仕事が出来ることに感謝しながら、毎日をおもしろおかしく、そして真剣に生きます。
というわけで、来週はその新卒同期の東京の仲間と彼を偲んでおもしろおかしく飲んできます!!
そして大阪の仲間も昨年のように追悼ボーリングをするんやろね。